酵素 デルタ6デサチュラーゼのはなし

ガンマーリノレン酸を体内で作るには、変換酵素のデルタ6デサチュラーゼが、正常に働くことが不可欠です。
しかし、現実には、その働き和阻害する要因があり、スムーズに代謝が、できない人がいます。
その人は、いくらリノール酸を含んだ食品を食べても、ガンマーリノレン酸は、正常に作られず、病気になるというものです。
酵素の働きを阻害する物として、次のようなことがあります。


  • 動物性脂肪酸の摂りすぎ
  • コレステロールの摂りすぎ
  • アルコールの過飲
  • 遺伝的要素ビタミン不足(B6)
  • ミネラル不足(Zn Mg)
  • ストレス
  • 低体温(35℃より低い)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     
     体温は、もともと36.5℃で調節されているものです。
    それは、タンパク質の合成や体内でのいろんな反応が、その温度で働くように、長い進化の末、決まっています。
    ですから、36℃より低くなれば、当然、タンパク質の合成などがスムーズに進まず、また、酵素の働き(化学反応)も計算通りに進まない結果になります。